日枝神社
この記事を書いている人 - WRITER -
こんにちは
埼玉県川越市在住 30代 男性 コエドです
「住めば都」といった言葉がありますが、
住み慣れるにつれて、川越の文化、風土に愛着が募る日々です
この文化的な街、川越の魅力を微力ながらご紹介したいと思います
拝殿
喜多院のすぐ近くに日枝神社があります。
日枝神社といえば、東京の赤坂にある日枝神社を思い浮かぶと方も多いと思いますが、
現在の赤坂日枝神社は、文明10年(1478)に太田道灌が江戸の地に城を築くに当たってここから江戸城内紅葉山に分祀したことにはじまります。
つまり、川越の日枝神社は赤坂日枝神社の本流に位置する非常に格式高い神社です。
川越日枝神社は、もともと喜多院の境内にありましたが、県道建設のため大正時代に仙波古墳群という前方後円墳を開削して喜多院門前に移転しました。
この古墳があった小山は、童謡「あんたがたどこさ」の発祥の地とも言われています(諸説あり)。
戊辰戦争のとき、川越の仙波山に駐屯していた熊本の兵士とこどもの会話が由来とされているそうです。
また、敷地内の抗井は「無底抗」といって、この抗井に御札を納めると、翌朝、一キロ離れた龍池弁財天の泉に浮いたと伝承もあります。
川越の東は、台地の端だったので、ところどころで湧水が見られました。
湿地帯や蓮沼も多く、地下水系が繋がっていた由縁によるかもしれません。
川越日枝神社は、昔の川越の地理を理解し思い馳せることで、ますます楽しめる史跡です。
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埼玉県川越市在住 30代 男性 コエドです
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